ごあいさつ

 

平成24年7月、任意団体として発足した熊本県コンクリート診断士会は平成29年6月に一般社団法人として登記し、関係団体及び県民等の疑問・質問等に真摯に応えてきました。現在63名の正会員、32社の賛助会員を擁し、自治体をはじめ関係機関等から注目を集めています。

 また、日本コンクリート診断士会に入会し、全国のコンクリート診断士会との連携で多くの知見を得ると同時に技術発表会などにおいても積極的な発表を行っています。

 

 次に、国(環境省、国土交通省など)や県市町村発注の重要構造物(橋梁下部工・上部工など)におけるひび割れに対する原因、分析更には補修などの相談等にも対応してきました

更には、重要構造物の着工前におけるコンクリート構造物の温度応力解析などにも真摯に対応し、構造物の耐久性の充実(中性化照査、塩化物照査、温度応力照査など)等にも積極的に寄与してきています。

 

 これからは、コンクリートに関する基礎的な内容等を知ってもらうためにも、小中学校等への出前授業などにも取り組み、社会資本整備の下支えの主役である技術者等に対して、子供たちに興味や関心を持ってもらうための施策を実行に移し、展開していきたいと考えています。

 

 これまでの取り組み活動(熊本県建設技術センターにおけるコンクリート品質管理講座の選任講師、コンクリート診断士直前対策講座、コンクリート技術講習会、現場見学会、業務報告会等)も継続強化すると同時に多くの一般県民の参加を促す工夫にも注力していきたいと考えています。

 

 最後に、熊本県民(他県も含む)やそれぞれ自治体等の疑問・質問等にも積極的にお答えして、安心感を与え、ひいてはコンクリート診断士への信用につながるようなスキルの向上に努め、地域のシンクタンクとして、これからも地域のインフラの構築から調査、診断、維持・管理、修繕等へ寄与できる知識と見識の向上に会員一同取り組んでまいりますので、これまで以上のご支援・ご鞭撻を衷心よりお願いしまして、理事長の挨拶にかえさせていただきます。 どうぞ、宜しくお願い申し上げます。 

 

  (一社)熊本県コンクリート診断士会 理事長 勇 秀忠

 

 

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